2010年06月23日

「栽培」するという行為 (蒲野)

いきなり不謹慎で申し訳ありません。


「ケシの花を自宅のベランダで栽培する」というと、レッキとした犯罪ですが、新聞などでその見出しを見るたびに、私は「ふふっ」と微笑みを禁じ得ません。これは「薬物を入手する」という犯罪行為よりも、それを「栽培する」といういじらしい行為が、悪いイメージを中和して余りあるからではないでしょうか。


さて、話は先日の「父の日」に飛びます。


年頃を迎え、微妙な距離感のある娘が「カモミール栽培セット」をプレゼントしてくれました。早速準備し、水をやって窓際においたところ、二日目にして、ほんの1mmにも満たないかわいい双葉がポツポツ・・・と。


早速娘を呼び、一緒にのぞき込んで、こちらもポツポツ・・・と短い会話を交わしました。


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考えてみれば、これはなかなか優れたプレゼントです。


勿論、日用品のプレゼントもいいものですが、毎日毎日「これいいなぁ」なんて言い続ける訳にも行かず、いつしか日常の中にとけ込んでいってしまいます。その点、植物の栽培セットなら、種をまいた・芽が出た・大きくなった・花が咲いた・・・と、折々に話の種が育っていきます。第一、「ハーブを栽培する」という行為がいじらしい。


我が娘ながら、なかなか粋なプレゼントを選ぶものだ、と感心しました。

posted by FM香川 at 12:42| Comment(0) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする