2011年02月16日

もっとお話を聴きたくなる人 (蒲野)

先日、宇多津に本社を置く製麺機メーカー「大和製作所」さんの新社屋完成説明会に参加してきました。



Photo



大和製作所さんは、元々航空機の設計技術者だった藤井薫社長が始めた会社で、現在は製麺機を売ることよりも、麺類店の開業サポートをするための学校と自社製造の半生うどんの販売に力を入れています。



味と無添加にこだわる藤井社長が必ず実食で品質管理を行い、そこでNoがでたら実店舗が臨時休業するほどのこだわり。そして、半生麺製造プラントでは「スピードよりも味」にこだわって、最終工程は熱風乾燥ではなく「冷風乾燥」で一昼夜かけて乾かすそうです。だから、機械の端から出来上がったうどんがバラバラ落ちてくるイメージとは全く違うスローな風景に驚きました。楽天市場では7年連続でグルメ大賞を受賞するのも頷けるお話です。



ところで、この大和製作所の、麺製品販売部門である讃商さんが開催している「学校」に、今回私は一番感動しました。讃商さんでは、うどん・ラーメン・蕎麦を開業する人のための「学校」を行っておりますが、ここは、「考え方そのものが」全く他とは違っていたんです。どういうことでしょうか?



特にラーメン学校ですが、普通はどこの教室も自前の(自慢の)レシピがあり、「この学校ではこういう味のラーメンを作ってください」といいますが、ここでは「あなたの理想のラーメンを実現するにはどうするか?という事を講師と一緒に考えていく」のです!



Photo_2



だから、ラーメン学校に関してはほぼ「マンツーマン」で1週間ほどミッチリと・・・「その分、ウチの教室の料金は高いです!」と、担当者は言い切ります。経営姿勢から他店との差別化の仕方、オリジナル麺の開発まで教えてもらって普通の倍、ン十万!と言われても真剣に開業を目指す人が全国から引きも切らず・・・



更に驚いたのは、その卒業制作的なラーメン(もちろんうどん・そばも)を、あの藤井社長が実食評価するのです!自社製品の品質管理で食べ、教室の生徒の作品を食べ、よくもまぁ、あの細い体型が維持できるものです・・・と、いらないところに感心してしまうほど(笑)



Photo_3



上はうどん教室の様子ですが、オリジナル作品に対し、講師や他の受講生たちが評価を書きこんでいきます。



その他にも海外進出のビジョンや経営哲学まで、元航空機の設計技師らしく、数字を交えながら資料も見ずに説明していくさまは、まるで「ナントカ宮殿」でも見ているよう。こんな仕事をしているといろいろな人にお会いしますが、こんなにもまたお会いしておはなしを聞きたいと思う人も珍しいです。そのお話は、改めて何かの機会で取材に伺いたいと思いました。



Photo_4



ということで、最後に藤井社長とTwo Shot。
posted by FM香川 at 13:03| Comment(0) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする