2011年12月13日

21st keynote 111212OAリスト (2011洋楽トピック総ざらえ)

2011年もあと3週間ほど残すのみとなって来ました。そんな慌ただしい毎日の中立ち上がりました、21st KeynoteのFacebookページ(FBページ)は、もうご覧になりましたか?



洋楽専門雑誌のFBページから、この番組の常連ミュージシャンに関するニュースをピックアップしては、なるべく早い情報をお届けすべく、なれない英語を駆使しつつ頑張っておりますので、あなたのMusic Lifeの一助となれば幸いです。



さて、世間はクリスマスムートも盛り上がっておりますが、番組では、ありきたりですが2011年の洋楽トピックを総ざらえで参ります。ただ、細かいことまで全部網羅していたら時間も足りませんので、大きく5つの分野でくくって見ました。



★お騒がせトピック編



まずは、元日早々から賛否両論を巻き起こしましたこの方から。



Queenmadeinheaven


M:I Was Born To Love You / Queen



某カップラーメンのCMで、今年1月1日から放送されて、「フレディー、お前もか!」という怒りの声と「これは最高!」という両極端な反応が巻き起こりました。フレディー・マーキュリーは、洋楽ではジャミロクワイ、ボン・ジョヴィに続く登場で、シリーズとしては第五弾。



既に亡くなってる人ですから、ファンからしてみれば、思いも複雑でしょうし、特に2011年はフレディの没後20周年、Queenも結成40周年ということで、それまでのシリーズは概ね好評の方が多かっのですが、このバージョンはかなり賛否がわかれたのはそういう事情も有ったと思います。



その他には、結婚ネタもありました。ただしKeynote的ミュージシャンでも、ご子息・ご息女ではあまり話題になりません。勿論ご本人たちの話題です。



まずは、ポール・マッカートニーさん。2008年に再婚相手であったヘザー・ミルズという女性と離婚致しましたが、結構、たったの4年で破局した挙句、慰謝料も47億円・・・と、お金目当てと言われても仕方ない感じでした。ただし、ポールの推定資産は590億円と言われてますから、ちょっとクスグッタイ感じ程度だったでしょう。ポール自身、彼女を擁護する発言もしておりますし、紳士ですねぇ。



Paulmaccartnyredrosespeedstar


ポールにとっては、3度目の結婚式は10月9日に、ロンドン市内で行われましたが、お相手は米国人女性のナンシー・シェベルさん(51)。彼女は、なかなか慎ましやかな方らしくて、なるべく目立たないように心がけて、メディアへの登場も少なめですが、彼女自身もニューイングランド・モーター・フレイトという会社の副社長の娘さんという資産家ですから、今度はお金目当てということも無さそうですね。



もう一人、Kissのジーン・シモンズさんも今年、めでたくゴール・イン・・・?しかも、初婚です。



Kiss


これは28年付き合ってきた恋人シャノン・トウィードさんとやっと入籍した・・・というお話で、2人の間には、既に長男・ニック(22歳)と長女・ソフィー(19歳)という二人のこどもが居ますから、実はそれ程ゴシップ的なネタでもありません。



事の真相は、彼が出演するアメリカのテレビ番組の人気シリーズで、本物のスターの家族の日常を赤裸々に紹介するリアリティ・シリーズ『GENE SIMMONS FAMILY JEWELS』の最終回で、「俺にはいろいろあったが、手に入れた本当の友人はお前だけだ。そして俺が愛したのも、お前ただ1人だ」と告白してプロポーズし、放送されたということですから、どちらかと言うと番組を盛り上げるためのエピソード作りだったともいえそうですね。



★来日編



今や外タレの来日というと、夏フェスのラインナップを見るのが手っ取り早いのですが、今年のフジロックに登場したのが、なんと37年ぶりの来日となるFacesでした。



Facesanodis


残念ながら、ボーカルはロッド・スチュワートではなく、元シンプリー・レッドのミック・ハックネルでしたが、相変わらず、ソウルの入った歌声で、フェイセズの代表的なナンバーを次々と披露して、オーディエンスを楽しませた様です。他のメンバーも、ローリングストーンズのギタリストでもあるロン・ウッドは勿論、キーボードのイアン・マクレガン、ドラムのケニー・ジョーンズというオリジナルメンバーですから、悪かろうわけもないのですが、アンコールでは、早くして亡くなったバンドメイトのロニー・レインやスティーブ・マリオットに捧げて、スモール・フェイセズ時代のナンバーを披露するなど、古くからのファンも大満足のステージでした。



それから、今年は4月に、奇跡の来日と騒がれた、伝説の白人ブルースマン、ジョニー・ウィンターさんのステージも有りました。



Johnnywinterroots


もともと病弱な上、その治療薬が日本で使用禁止のため、20年前にもそれで来日話がご破算にっておりまして、それを克服しての今回の来日は、まさに「奇跡」。3Daysの初日は、誰も信用してなくて、チケットも残った状態だったのが、ネットで「キター」と騒ぎになり、後は一瞬で売り切れたと言われています。またジョニー・ウィンターさんは、7年ぶりの奇跡の新譜「Roots」も出していますし、Tom Waitsもやはり7年ぶりの新譜、Bad As Meをリリースしました。Tom Waitsはキース・リチャーズやRed Hot Cillipeppersのフリーも参加・・・ということが話題でした。



そして、変わって、こちらも大興奮の内に来日公演を行った、伝説のスーパー・グループも来日しました。



こちらは、クリームを解散したエリック・クラプトンが、やはり、クリームのジンジャ・ベイカー、トラフィックのスティーブ・ウィンウッドらと組んだ、スーパー・グループ「ブラインド・フェイス」です。あくまで今回はクラプトンとスティーブ・ウィンウッドのジョイントで来日という形ですが、事実上のブラインド・フェイス再結成でしたね。



FBページには、広島公演を観に行った、考田さんからレポートを頂きました。



「本日、広島公演に行って来ました。初めてのエリック・クラプトン様でした。MCは、「Thank You」を4〜5回言っただけで、あとはずっと歌っておられました。すごいパワーで圧倒されました。大した感想がかけず申し訳ありませんが、とにかく感動しっぱなしライブで、本当に行ってよかったです」



短いですが、孝田さんの感動がヒシヒシと伝わって来ますね。有難うございました。そのほか、エリック・クラプトンとジェフ・ベックが2009年に来日した時の詳細なレポートも寄せられましたが、こちらは、なんと、21st Keynote先々代のパーソナリティ、三好さんから。こちらも有難うございました。



Blindfaith


M:Presense Of The Lord / Blind Faith



★ベテランミュージシャンの新譜編



まずは、キャロル・キングさん。彼女の初めての「クリスマス・アルバム」が発売されました。・・・タイトルも、ズバリ、A Holiday Caroleです。これは、キャロル・キングのキャロルとクリスマス・キャロルのキャロルを引っ掛けてあるわけですね。わかりやすいメロディーと、アットホームな雰囲気。さすが、キャロル・キングさんという一曲をお送りしました。



Carolekingaholidaycarole


M:Christmas In The Air / Carole King



また、Stand By Meでお馴染みのBen E.Kingさんも、坂本九さんの名曲、海外では「Sukiyaki Song」として有名な「上を向いて歩こう」の、しかも日本語カバーを出して驚かせました。



Ben E.Kingさんは、大の親日家で、東日本大震災への応援的な意味合いで録音したんでしょう。先日も来日してあちこちのTV番組で出演していましたのでご覧になった方も多いかもしれません。



★訃報編

21stKeynoteでご紹介するミュージシャンといえば、60-70年代に活躍した人やバンドがメインですから、それから4-50年経った今、どんなに早熟な人だったとしても、今は60-70歳になってるはずです。そういう事で、今年も本当に色々な方がパタパタっとお亡くなりになりました。



◎2月:アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアさんが、休暇で滞在中のスペインで急死(58歳)。

◎4月:ソウルフルで暖かいSSW、フィービ・スノウさんが、脳溢血のため死去(58歳)

◎5月:スタッフの活躍で有名なギタリスト、コーネル・デュプリーさん肺気腫により死去(68歳)
◎6月:70年代ウェストコーストロックを支えたSSW、アンドリュー・ゴールドさん心臓発作で死去(59歳)


いずれも、早すぎる逝去と、残念なお話でしたが、7月23日に飛び込んできた訃報は、とびきり衝撃的でした。



「エイミー・ワインハウス」さん死去・享年27歳。



彼女は、今時珍しい破滅型のミュージシャンで、私生活もかなり大変でしたから、もともと賛否両論有りましたが、歳に似合わない、図太い歌声はインパクト有りましたが、不世出のシンガーだったことには間違い有りません。あの時は、FMでも朝から晩までそのニュースで持ちきりでしたね。



キャロル・キングのカバーバージョンでも有名な「Will You Still Love Me Tomorrow」を、切ない雰囲気でカバーしたナンバーがよく流れていて改めて彼女の魅力を感じましたが、いよいよその音源を収録した、遺作となる未発表曲集「ライオネス:HiddeenTreasures」が、12月14日リリースされました。



Amywinehouse


ここでは、個人的には、大好きなシンガーだっただけに非常に寂しかった「Phoebe Snow」さんのヒット曲、ポエトリー・マンをお送りしましょう。



Phoebesnow


M: Poetry Man / Phoebe Snow



★来年へ期待の集まるミュージシャン編



先日、11月29日は、Beatlesのジョージ・ハリスンが亡くなって、ちょうど10年ということで、マーティン・スコセッシ監督が製作したジョージの伝記映画「Living In The Material World」が話題になっていました。すでに東京では上映延長がでるなど、大ヒットしております。香川では、なかなか回って来ませんが、12/23にDVD、ブルーレイが発売されますから、それを待つのがよさそうです。



また、ジョージのお姉さんが、ジョージとビートルズの裏側を本にする、なんてニュースがありましたが、くだらない暴露本にならないことを祈るばかりです。



話は、最初にリンクしてきますが、ジョージが没後10年なら、今年はクィーンのフレディ・マーキュリーが没後20年、クィーン結成からも40周年ということで、今、フレディ・マーキュリーの自伝映画の製作も進んでいます。主演は、サシャ・バロン・コーエンという俳優なんですが、なかなかフレディ・マーキュリーに似ていて、本人もやる気満々ということですから、楽しみですね。



それから、今年、The Bossこと、ブルース・スプリング・スティーンにも悲しいニュースがありました。



彼のレギュラーバンドである「Eバンド」のSAX奏者で、ボスのステージには欠かせない存在だったクラレンス・クレモンズが脳卒中のため急逝し、ボスはもちろん、ファンも大ショックでしたが、Bossは、このほど、来年に向けてニューアルバムのレコーディングと、そのツアーを行うとアナウンスしました。ボスといえば、アメリカンロックの代表選手ですから、大事なメンバーをなくしても前向きに行く姿が、似合いますよね。



というように、悲しいニュースもたくさんありましたが、いなくなった人を忘れないというのが、一番の供養ですからね、逝ってしまった人たちの足あとをしっかりと心に刻みながら、新しい1年に向けて突き進んでいきましょう。・・・ということで、ここでは、ブルース・スプリング・スティーンの「Born To Run(明日なき暴走)」を。
 



Brucespringsteenjborntorun

M:Born To Run / Bruce Springsteen




****Part-2****

パート1は、洋楽界の2011年を振り返りましたから、パート2では、私、蒲野誠一のCD棚の2011年を振り返ってみようと思います。こうして、一年に買ったCDを眺めてみると、今年、自分が興味をもったジャンルがわかって面白いんですが、初めてこの特集をした昨年は「スワンプ」でした。



一方、今年は「UK」でした。ビンテージ・アメリカンロックの番組なのに・・・今年4月に初めてイギリスのSSW特集をやって、あまりに深いので一回で終わらなくて、5月にももう一回アイルランドのSSW特集をやりました。その結果、今年購入したCDの約半分が「UKもの」という結果になりました。



例えば、イギリス人なのにスワンプ志向が強い人ということで、Andy Roberts & The Great Stampede・・・これなど、ジャケットからして、ホコリっぽいアメリカンな感じでしたし、ロッド・スチュワートが加入してFacesになる前の「Small Faces」もそうですね。



このあたりは、まだ昨年の「スワンプ」の影響を引きずってる部分もありましたが、突発的に広がった世界は、UKの中でも「トラッド」・・・つまり「伝統音楽」、UKでいうならケルト系ということになるでしょうか?中でも「フェアポート・コンベンション」。彼らはデビュー当時はスワンプ志向の強いバンドでしたが、ボーカルがサンディ・デニーさんに代わってから、強くトラッド志向をうち出すようになりました。



そして先月、そのサンディ・デニーさんの、Fairport Convention脱退後初のソロアルバムを買いましたが、これが実に良い感じの一枚でして、一気に愛聴盤になりました。「The North Star Grassman And Ravens」・・・ジャケット写真も秀逸なこのアルバム、以外にトラッド色は薄く、かえってアメリカンロック志向のあるアルバムですが、この中から、ボブ・ディランの楽曲のカバーナンバーをお送りしましょう。



Sandydennythenorthstar


M:Down In The Flood / Sandy Denny



****Part-3****



パート3、今日は21stKeynote Face bookページ、スタート記念としてFace bookから頂いた「リクエスト」をお送りしましょう。



11月は、「プログレッシブ・ロック」特集をお送りしましたが、番組FBページを立ち上げるまでは私のFacebookにリンクしていたのですが、その際に私をお友達になってくださっている、ここでは「高松市のK」さんという方がコメントを書きこんでくださいました。「続編があるなら、ぜひFOCUSをお願いします」・・・ということで、早速お答えしましょう。




先月のプログレ特集の最後でも言いましたが、プログレってイギリスが発祥で、勿論アメリカにも伝わっているんですが、それ以外にもヨーロッパ各国や日本にも、果てはブラジルにまで波及していて、結構、凄いムーブメントでした。そして、私はプログレといえばELPとピンク・フロイド位しか聴いたことがなかったので、当然「FOCUS」なるグループは知らなかったので、調べましたよ。



FOCUSというのは、実はオランダのグループで、1970年デビューということなので、本家イギリス以外では一番最初にヒットしたバンドとされている様です。ファーストアルバム発売後に、4人メンバーの一人が脱退して別のバンドを作りまして、更に、もう一人バンドから引き抜いてきて、しかもそっちが新しくFOCUSを名乗ってしまったものだからややこしい!



ともあれ、その、新生FOCUSによる1971年のセカンドアルバムでブレイクして、日本でも大ヒットしたのが、「Hocus Pocus」という曲。ヨーデルみたいなボーカルがFOCUSの一つの特徴で、ヨーロッパの様々な音楽的要素が混在しています。。これを受け入れられるか否かが彼らのファンになるかどうかの踏み絵なんですが、それをクリアして曲をじっくり聞くと、なんとサウンドがメチャクチャカッコイイ。カシオペアなど日本のフュージョンが好きな人にはグサッと刺さるのではないでしょうか?



ということで、今日はFacebookで、「高松市のK」さんからのリクエスト、FOCUSのサードアルバムから、これまた超絶テクニックが炸裂する「Sylvia」をお送りしましょう!



Focus3


M: Sylvia / FOCUS




次回は2012年1月9日・月曜日、成人の日のオンエアです。テーマは、今日のパート1でも出てきましたが、今ベテランアーティストが次々に良いアルバムを発売しております。ということで、来月は「ベテラン・アーティストの新譜特集」でお送りします。お楽しみに & 良いお年を!



21st Keynote

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posted by FM香川 at 20:12| Comment(0) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする