2012年04月10日

町に伝説あり (蒲野)

先日、「まち歩き」イベントに参加してきました。



場所は、綾川町・昭和小学校の裏山である生子山(ううこやま)という場所。なんでもここに「山姥のあしあと」があるんだとかで・・・行ってみればそこは、いつも僕が空港方面〜塩江にドライブに行く途中の場所。そこに生子山という名前があったなどとは全然知りませんでした。



綾川町の有志が作っている「綾川町もりあげ隊」のみなさんの主催で、30人程度の親子連れが参加し、絶好の花見日和の中、ゾロゾロと登って行きました。



上がってビックリ。古墳はあるわ、天皇ゆかりの祠はあるわ、24体の石仏が並ぶ道はあるわ、切ったら血が出たという岩はあるわ、太平洋戦争当時の「機雷」はあるわ・・・話題には事欠かない面白い場所でした。



問題は「山姥の足あと」。昔、このあたりには山姥が住んでいて、頭から火を吹きながら、生子山から周辺の火の山、十瓶山のあたりを飛び回っては人々を怖がらせた・・・という伝説があるのだそうです。その山姥が、ここ生子山で子供を産んだとか。



そして、これが、その「山姥の足あと」です。



120408uukoyama


二畳ほどの大きさの岩の上にある窪み・・・赤丸で囲んだ所が山姥の、黄色で囲んだ小さい窪みが赤ちゃんの足あとだそうです。(写真をクリックすると拡大されます)



このあたりは良質の「土」がとれるので昔から窯業が盛んだったそうです。そういえば近くには「陶」なんて地名もありますし、火の山にも窯があってずっと煙が立ち上っていたからその名がついたとか。頭から火を吹く山姥というのも、そういう景色の中から生まれてきた伝説なのでしょう。



それにしても、この岩の窪みを見て「山姥の足あと」といってしまう昔の人の想像力は、なんと豊なのでしょうか?



歴史的名所でも、景勝地でもない、普通の「地元」にもそんな伝説が眠っている・・・町は歩けば歩くほどに面白い、と実感した一日でした。
posted by FM香川 at 13:29| Comment(2) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする