2015年02月18日

「Orange」・・・香川県民全員がみるべき!

2月17日、アルファあなぶきホール・小ホールで行われた、People Purpleの舞台「ORANGE」を見てきました。久しぶりに感動しました。いえ、感動なんて言葉も安っぽく感じられるほど打ちのめされました。


これは、20年前の阪神淡路大震災の日に活動した神戸市消防局の職員・100人に聞き取り取材を行い再構築したストーリーで、彼らは「あの日、何が出来て何が出来なかったのか」を描いた、限りなく事実に近いフィクションです。


ちなみに「ORANGE」とは、消防士の中でも、実際に現場に飛び込んで直接救助活動を行えるレスキュー隊員の防護服の色のことです。特別な訓練や試験をパスした人しか身に纏うことが出来ない、特別な色なのです。


あまりに災害の規模が大きく、ライフラインもズタズタで思うように救助・消火活動も出来ない中、自らの家族が犠牲になりながら活動する苦悩、救える命を救えなかった葛藤、家族を思う気持ちを振り切らなくてはならなかった修羅場・・・


一つ一つのエピソードは「きっと、そんなこともあったんだろうな」とは思ってはいましたが、それが圧倒的な力を持ったイメージとして迫ってきて、会場のあちこちからすすり泣く声が聞こえてきます。


しかし、あれから20年経った今、当時新人だった隊員もベテランになり、実際の震災を目の当たりにしていない若い隊員たちとは厳しい訓練をしながらも、冗談を言い合ったり、ケンカをしたり・・・笑いと涙に満ちた日常を過ごしています。


だからこそ過酷な現場とのギャップを、より鮮明なものとして浮き立たせています。


香川県は災害の少ない県です。正直言って、来るべき南海トラフ地震に対する備えも「ほとんど何もしていない」というひとが多いようです。そんな香川県民は、全員が見るべきドラマだと感じました。


「ORANGE」のオフィシャルHPはこちら


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この舞台は、最近テレビドラマ化されたそうです。もうオンデマンドで配信されていますし、ゆくゆくDVDでも見られるようになるでしょう。


ぜひ・・・いや、「必ず」見てください。

posted by FM香川 at 11:38| Comment(0) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする