2017年01月12日

あの人を忘れない(蒲野)

かれこれ20年以上前のこと、取材のツテでとある木工職人の方から木の名刺入れを頂戴しました。

木目の感じが好きで気に入って使っています。ただし革の名刺入れと違って枚数が入らないので出張のときには使えず、もっぱら社内やプライベートだけで出番は少ないのですが。

僕は自慢じゃありませんが、よく名刺入れを無くします。だから最近はあまり高級なものは持ちません。でもこの名刺入れだけは時々行方不明になることがあっても常に出てきて・・・を繰り返しながら早20年。なんとなく「縁」を感じていました。

ところが、昨日、この名刺入れを作った職人さんが亡くなったと聞きました。僕より数年年長なだけで、とても軽やかで芯のある人というのが、一回会っただけで伝わってきた素敵な方でした。

当然その方も同じものを使っていらっしゃいましたが表面がテッカテカに光っていて、「これはワックスか何かですか?」と聞いたら「いえ、使っている内にこうなります・・・」と笑っていました。

僕は全然使い込みがなっていませんが、あの方を忘れないためにも、これからも大切に使いたいと思います。

R.I.P.

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posted by FM香川 at 21:09| Comment(0) | 蒲野 誠一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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